40周年と50周年は恋敵?
マリアンヌ・フェイスフルという女性を知っていますか?
1946年生まれの有名なマゾッホの血筋を引く歌手・女優です。
現在「ルパン三世」テレビ放送開始から今年で40周年を記念して、
27年ぶりに連続テレビアニメシリーズ「LUPIN The Thirdー峰不二子という女ー」13話が放送されています。
(残念ながら深夜枠ですが・・・)
1971年放送開始当時私は中学生でした。忘却の彼方の記憶によると、日曜日夜7時半からの30分の放送だったと思います。(考証はしていませんので)当時その時間帯のアニメは(アニメと呼ばずにテレビ漫画と言っていました)「サザエさん」「ポパイ」?だったような気がします。それで番組が終わったら必ず「週刊新潮はあした発売です」のCMが流れる。(あっ、週刊新潮って当時は月曜日発売だったんですね)
今から思うとその頃のアニメの中では、かつてなかった初めての大人向きアニメで毎回見てました。特にエンディングテーマがかっこ良くて、あの頃のエンディングテーマでよかったのは、他には「タイガーマスク」ぐらいですね。
ところで今回の新シリーズの「峰不二子という女」ですが峰不二子にモデルとされている女性がいたことは知っているでしょうか?
結構有名なのですが、そしてその女性はなんとザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーの恋人だったのです。
その女性が、マリアンヌ・フェイスフルです。
アラン・ドロン主演「あの胸にもういちど」という映画のヒロインを演じて一躍有名になりました。
私は70年代に名画座の(祇園会館?テアトル72?コマゴールド?どこだったか忘れましたが、ピカデリーと八千代館ではありません。知ってる人はxxx)アラン・ドロン特集で観たのですが、しかしアラン・ドロンはかっこいい。
アラン・ドロンは本当に美しい。誰かのブログに、もうわけがわからないほど美しいとありましたが、正にその通りと思います。(私はゲイではありませんので・・・)「太陽がいっぱい」の若い頃のもいいのですが、少しくたびれた「高校教師」や「フリックストーリー」「ボルサリーノ」等々、カッコイイです。ちなみに私の初めてのスーツはダーバンでした。(知っている人には懐かしい)
と話しは逸れましたが、この映画は60年代後半の匂いのする映画でヒロイン、レベッカの恋の妄想に終始するサイケデリックな秀作です。
このヒロインを演じたのがマリアンヌ・フェイスフルで、私生活ではまだ若かったストーンズのミック・ジャガーの公然の恋人でツアーにも同行していたらしいです。が、70年代に入ってから破局したらしい。(詳しくはゴシップ欄を探してください)
「あの胸にもういちど」の映画でレベッカが全裸に皮のライダースーツを着てバイクに乗るシーンがあり、「ルパン三世」でも峰不二子が同じことをするシーンがあり、峰不二子のモデルはマリアンヌ・フェイスフルと言われるようになったのです。(しかし、作者モンキー・パンチは近年、否定していますが・・・)
「ルパン三世」放送開始40周年、「ザ・ローリング・ストーンズ」結成50周年。
やはり何か恋敵の因縁めいた匂いがします。
そこで、今回のおすすめする本は、
「THE ROLLING STONES 50」 ヤマハミュージックメディア刊 4,620円
結成50周年を記念して世界同時発売のストーンズ唯一の公式写真集です。
未公開写真、撮り下ろし含め1000枚以上のショットやメンバー自身のコメントがほぼ全頁に入り、素晴らしい超豪華な写真集です。
しかし、「不二子ちゃーん」が写ってるショットは探したのですが、残念ながらなかったです・・・
久しぶりのお話はルパンとミックは恋敵だった?
と、いうお話でした。 おそまつ、チョン!!
久々の更新をした北山でした。